飲食時代の元同僚の例ですが、
飲食業から異業種に転職を果たしたもののうまくいかず、結局元の飲食業に出戻りすることが非常に多いです。
今の職場もそうで、元飲食業の方が未経験で営業にチャレンジする例は多いですが、なかなか成長できないです。
飲食から異業種への転職って難しいんでしょうか?
結論、その人に次第です。
現に、私は営業としてうまくやっていけてます(笑顔)。
今回自分やまわりの人の例を踏まえ、異業種への転職に失敗する人の共通点を4つをまとめました。
今後の参考にしてほしいです。
飲食業での成功体験を捨てられない人
飲食業は一般的な業界の常識とかなり違います。
一番の違いは、何も考えなくていい単純労働を続けることが評価される仕組みになっているところです。
飲食業は誰でもできるといえば言いすぎかもですが、正直何時間か反復すればできるようになる仕事が大半です。
それらを、体を酷使し長時間続けることが、評価に繋がることが多いです。
しかしそれらの体験は異業種においてほとんど役に立ちません(涙)。
そのことをよくよく認識すべきです!
そのため異業種に転職したら成果をだすために、新たに貪欲に学び直す必要があります。
しかし元飲食人の多くは以前の単純労働から変化できず、苦戦するケースが多いです。
また飲食での成功体験が成長の邪魔をし、他のアドバイスを素直に聞くことができません。
結果問題を自分だけで抱え込み、悩み、心が折れ、結果退職に至るんです。
異業種への転職は、飲食業での成功体験を全部捨てて臨む覚悟が必要です。
その覚悟がない人は、飲食業のままでいましょう。
マナー・社会常識の勉強を怠ってきた人
飲食人は一般常識を学んでいない人が多いです。
理由は、それらが普段の業務において必ずしも必要なことではないからです。
極端に言うと、店員とお客様に印象を良くさえすれば、なんとかなってしまう仕事です。
また店長職ならお店で自分がトップなので、誰にも注意されることがありません。
また、会社でもマナー研修などを開催されることはあまりないです。
しかし異業種に転職するなら、これら常識をすべて一から身につける必要があります。
さもないと、外部の印象はとんどん悪くなり、業績も上がらなくなるでしょう。
私もほんの最近まで名刺交換もまともにできない人でした。
それを懸念し、転職前には一般常識やビジネススキルの本を何冊か買って、懸命に勉強しました。
後からでも勉強はできるので、普段からやっていきましょう。
飲食業での成功体験がない人
そもそも今までの業務で結果をだせなかった人が異業種転職してもうまく行く試しはないです。
長年飲食の人は尚更です。
今まで結果が出なかったことには、必ず原因があります。それを改善しない限り、次でもうまくいきません。
一番の原因は、具体的な目標がないからです。
目標がないと、どう何を頑張ればよいかがわかりません。
そのため日々の業務を大切にできず、結果実績がでないのです。
私が飲食で働いていた時は、独立したいという目標を常にもっていました。
そのためモチベーションはいつでも高かったです。
例えばある店舗の売上を3ヶ月で120%まで伸ばしたり、部内で接客サービスの評価が2年連続1位になったり、一定の実績がだせることができ自信に繋がりました。
これらの成功体験がなければ、転職する勇気はもてなかったです。
成功体験があると、どんなにつらいことがあっても乗り越えられそうな気がします!
相手の話を聞けない人
飲食人は人の話を聞かず自分のことばかり話す人が多いです。
自己主張が激しい人が多い業種なんでしょう。
店舗ではそれを一つのキャラクターとして認めてくれたかもしれませんが、普通の仕事ではそうはいきません。
人の話位、聞けるように意識しましょう!
できないなら、即出戻りです。
まとめ
日頃からモチベーション高く仕事し業績をあげ、また自分を常に客観視できよい方向に変化できる人は、異業種への転職も成功できると思います。
私の転職談も参考になるかもです。

長年の飲食勤務での悪しき習慣から抜け出せないと転職は途端に難しくなるので、若いうちから良い習慣を身につけることをよく意識してください!