飲食不況に突入。全く終わりが見えない。20代、30代、40代で飲食に関わる方。これを機会に異業種への転職活動しませんか?
このタイミングで異業種への転職?って驚く人もいるかもしれません。
結論、楽に転職できることはありません。
ただ、それを差し引いても今異業種への転職をおすすめします。
その理由を説明します。
今が転職のタイミングである理由
現状、コロナウイルスの影響で飲食店の売上が下がり続けています。
踏みとどまりたいところですが、今回のウイルスは日本だけでなく世界中でまだまだ広がっており、ワクチンの開発もまだ、感染者が増え続ける一方です。
株価をみても、2007年のリーマンショック以上の経済大不況が訪れそうです。
すでに、日本でも倒産がはじまっています。
以前200店舗以上あった「ステーキけん」のエムグランドサービスが、自己破産申請の準備に入りました。

飲食業はこれから目を覆うような事態になるでしょう。
また、すでに一部企業では新卒の内定取り消しが行われ、かなり就職しづらい状況があります。
しかし、この状況でも今転職しようかどうか迷う人は、今すぐにでも転職活動すべきです。
なぜなら、今後3〜5年間はさらに転職市場が冷えこみそうだからです。
例えば、今転職を迷っている人が市場が上向くまで待つなら、一体あと何年かかるんでしょう?
まだ本格的な不況になっていない、今こそ動くべきです。
同業飲食への転職はすすめない
一方、飲食の同業他社への転職はすすめません。
飲食はここ何年かの成長はほぼ見込めません。
そもそも国内は、人口減により飲食市場がしぼむため、飲食店同士の売上争いがより激化するでしょう。
希望は海外進出ですが、今回の世界的な不況によりさらに不透明になってしまいました。
国内も海外も出店できないこの状況は、ほぼ詰んでいると考えてます。
成長がとまると、管理職も減ることが見込まれ、転職したとしても今後出世できる可能性が少ないです。
飲食にとどまりたいなら、一旦今の会社で様子を見るのをおすすめします。
異業種への転職をすすめる理由
以下の方は、異業種への転職を圧倒的におすすめします。
すでに飲食業をやりきったと思える人
今すぐ行動しましょう!
待ってても転職の可能性が低くなるだけです!
この後3年飲食続けるとか、耐えらるんですか?
お金や安定のためだけに仕事をすることは、結果的に貴重な時間だけ過ぎていきます。
また年齢を重ねれば重ねるほど、チャンスは少なくなります。
今後飲食で独立するか、専門職にうつりたい人
今後飲食での独立は考えていてまだ飲食業しか経験しかない方は、あえて何年間か異業種で働くことをすすめます。
飲食での常識だけにとらわれると、新しいアイデアがでにくいからです。
ホリエモンも飲食経営していますが、非常に型破りな業態でヒットしています。
自分の様々な能力を掛け合わせることで、必ず今後の飲食経営に繋がると考えます。
今の会社をやめずに転職活動する
転職活動することを決めた場合、すぐ今の会社をやめるようなことはしないでください。
先にやめてしまうのは相当なリスクです。
まず、自分が採用される見込みがあるかどうか、見極めてください。
手っ取り早いのは、就職エージェントに聞いてみることです。
事前に、職務経歴書を丁寧に作成して面談をしましょう。
採用されそうかを、複数のエージェントに確認してから転職活動するのが安全です。
では、どんな業種への転職が良さそうでしょうか?
元飲食で転職をおすすめする業種
飲食店向け営業
元飲食業であることを活かせる飲食向け営業を一番おすすめします。
元飲食業はコミュニケーション力が高く、営業で活躍しやすいです。
また、飲食店の気持ちになって提案できるのが、圧倒的な強みになります。
具体的にどんなサービスの会社を調べればよいかというと、以下のものが良いです。
・グルメサイト、集客
・人材採用
・経費削減
・食材販売
この括りだけでもたくさんあります。
下記の記事も参考にしてください。

マーケティング
飲食スキルとのかけあわせにより、今後より活かせるのがマーケティングスキルです。
例えば、飲食店でも販促のためSNSや広告を打つことがありますが、適切な施策をうてるスキルは、かなりの強みになります。
未経験からの採用のため多少ハードルは高くなりますが、マーケスキルを身につけたら飲食系企業やそれ以外のマーケティングでも、引く手あまたになるでしょう。
おすすめしない職種
保険営業
元飲食業は営業で活躍できるといいましたが、保険営業だけはおすすめしないです。
元飲食であることを武器にできないし、友人や家族への無茶なセールスによって心が病んでくる人が多数です。
給与が高いのでチャレンジしたくなる気持ちもわかりますが、営業の手法を調べて自分ができるかどうかを考えた上で検討すべきです。
元上司の会社
元上司が独立した会社に誘われることはありがちですが、そこをあえて過去接点のない会社に転職することをおすすめします。
以前の会社関係者だと、今までと環境とさほど変わらない可能性が高く、新しいスキルをつけることが意外にできません。
また、知り合いだと色々言いづらいことも多くなるし、基本おすすめしません。
すでに一定の知識と経験をつけた状態で、高いポジションで入社するのはアリです。
ターゲットを決まったら、会社をよく調べてから転職活動を開始しましょう!
まとめ
今、異業種に転職したいと考えるなら、迷わず活動しましょう!
今の状況、あと3年も我慢できますか?
自分に問いましょう。
ただ、リスクはとりたくない状況なので、在職中によく準備し内定を勝ち取りましょう。


