コロナウイルスの影響で、外食不況が長期化しそうです。
外出が制限される今、実店舗への集客の施策は限られ、非常に厳しい状況が続きそうです。
この状況下、攻めの販促はできないのか?
私は、このゼロベースのタイミングでのゴーストレストラン業態へのチャレンジをおすすめします!
そのシステム詳細をご説明します。

ゴーストレストランとは?
ゴーストレストランとは、実体(実店舗)を持たず間借りしたシェアキッチンで調理を行い、「UberEats」などのフードデリバリーで注文を受け配達するのみで営業するスタイルの飲食店です。
発祥はニューヨークからで、代表的な起業として『Green Summit Group(グリーンサミットグループ)』があり、幅広い飲食ブランドを配達のみで運営してます。
通常の宅配との違いは、店舗を持つかもたないかの違いです。
ゴーストレストランのメリット
店舗を確保しなくて良い分、初期投資を少なく開業可能です。
また、シェアキッチンを使えば設備投資にも費用はかかりません。
すでに実店舗がある場合なら、例えば普段か営業していない昼限定で展開するとか、リスクが少ない運営が可能です。
ゴーストレストランのデメリット
「UberEats」などに払う手数料は非常に高いです。
販売商品の35%が徴収されます。
実店舗とは違う利益構造をイメージする必要があります。
ゴーストレストランをすすめる理由
外出制限がある以上、今後も飲食店への来店は確実に減り続きます。
また、コロナウイルスがいつ落ち着くかもわかりません。
一方、2020年2月以降宅配需要がじわじわ増えているという情報を得ています。
結局、どこかで食事はしなければならないため、外食に使うお金が宅配に流れている構図です。
コロナウイルスが長引くことが、逆にゴーストレストランの展開に好影響になるかもしれません。
また、「UberEats」は手数料は高いですが、そこに掲載されるだけで注文がきたり販促代行の側面もあるようです。
では、現在営業中のゴーストレストランの紹介です。
ゴーストレストランの紹介
①ゴーストレストランズ
今最注目のゴーストレストラン。
2019年1月に開業、すでに7つの業態を運営しています。
その7つの業態のすべての名前が特徴的です!
①すーぷのあるせいかつ
②さらだのあるせいかつ
③きょうだけは ゆるして
④TOKYO MABO
⑤グレートチキンパワーズ
⑥トムヤムクン専門店イムイム
⑦スンドゥブ専門店ピギョル
見た人の興味を引くインパクトのある店名です!
目黒から配達してるそう。
ぜひ注文してみてください。
②6curry
日本のゴーストレストランの草分け。
透明なカップタイプのヘルシーカレーで知名度をあげました。

現在は実店舗もあります。
恵比寿や広尾・目黒や白金周辺であればデリバリー可能です!

③どんぶりマニア
都内中心に「焼肉 一心たん助」「チーズチーズカフェ」など約70の飲食店運営をする「Globridge」がゴーストレストランに参入してます。
からあげどんぶりのデリバリー専門店です。



都内の新宿、池袋、板橋、飯田橋エリアをデリバリー可能です!
④Kitchen BASE
中目黒にて、様々な業態10店舗が各々の営業時間でデリバリー中です!
①豚かば焼専門店 豚かば
②キングスマンキンパ
③本格ガパオとタイカレーのニュ~ハーフ
④中目黒 ソナム
⑤究極のガパオ 中目黒
⑥テイストメイド「本気の肉丼」
⑦中目黒 麻辣麺海宝
⑧テイストメイド
⑨シーウィードヌードル
⑩今夜も「ぐいっと ―good it―」
一度購入してみたいけど、自宅から遠くて無理なのが残念…。
とはいえ、今ゴーストレストランは急増中で、まずは登録して近くのお店で使ってみましょう。

ゴーストレストラン用のシェアキッチン
ゴーストレストランをはじめるためのシェアキッチンは、「スペースマーケット」にて掲載されています。
都内の情報は下記リンクから。
面倒な手間もなく開業できるのも良い点です!
ゴーストレストランのまとめ
これからさらに厳しさが増す飲食店経営、そのピンチをゴーストレストランでチャンスに変えてみませんか?
また、これから飲食をはじめようと思っている方は、今店舗ではじめるのはリスクが高いので、ゴーストレストランで開業してみませんか?
「高単価で販売できる商品開発」と「近隣への販促」を計画だててやれれば十分成功できるとにらんでいます。


