飲食店オーナーさんに良く聞かれること。
料理人でも腕の良い人材は紹介などで、早々採用が決まってしまい転職市場にはかかりません。
そのため採用が非常に難しい…。
中でも、50歳以上の経験豊かな料理人の需要が高いです。
多大な費用をかけても、なかなか良い人が採用できないそうです。
そのため、料理人自体の給与も上昇傾向にあります。
なぜ年配の料理人を採用したいのか、仲が良いオーナーさんに聞いてメリットをまとめました。
年配の料理人を採用するメリット
離職しづらい
年配の人は若い人に比べ、やめないそうです。
若い人は修行という名目の元、色んなお店を経験したいと思っている人が多く、結果短期間でやめてしまいます。
50歳以上になると、すでにいろんな職場を経験しスキルも得たので、むしろ同じ職場で腰を据えて働きたい人が多いです。
また若い時に比べ体力も落ちてくるので、落ち着いて働きたいという希望も多いとのこと。
給与が保証されすれば、かなり長い期間活躍できます。
全体的な飲食スキルが高い
10年以上料理人を経験すると、料理開発、店舗運営など経営に関わるすべての業務経験者が多く、そこで得たスキルは1年そこらで身につきません。
料理人も経験年数が多いほど、より多くの希少スキルが得られます。
中には短時間で習得できる超人もいるかもしれませんが、あくまで例外です。
経験豊かな料理人がお店にいるだけで、大きなメリットに働く可能性は高いです。
統率や教育が上手
円熟した料理人は、店を統率したり、新人教育も上手です。
まさに年の功。
威厳もあるので、店舗内でのバランスもとりやすいでしょう。
なので、年配の料理人を雇うことはいいことづくめですが、どんな料理人でもうまくいくわけではないようです。
年配の料理人でうまくいかない例
プライド高く言うこときかない
頑固な職人肌の料理人は、うまくいかないことが多いです。
こだわりが強くチームに馴染めず孤立し、結果店からクビを言い渡すこともあるとのこと。
このタイプは、独立したほうが良いんでしょうね。
接客ができない、したくない
接客もせずただ料理を作るだけの人は、どんなに技術があっても雇えないです。
昔だったら通用したのかもしれませんが、今は外食全体のサービス力もあがっており、接客ができないと相当なマイナスです。
ヘッドハンティングで引き抜かれる
他の飲食店より高い給与を提示され、やめるケースもあります。
他に変わりがいない腕の良い料理人でしたら、事前に給与をしっかり保証しマメにコミュニケーションをとっておくべきです。
上記の理由から、
料理人は歳をとっても給与アップが十分目指せます!
実際の給与データも調べました。
料理長の給与体系
年齢的に料理長に当てはめましたが、飲食業の中では高水準です。
また現場を離れメニュー開発に専念することもできるので、融通はかなりききそうです。
飲食業を長く続けたいなら料理人の方が都合が良いです。
店長から料理長を目指すのも良策
今店長職で、飲食業は好きだけど将来的には体力の面で心配。
だけど異業種への転職もしたくない人も、料理長を目指すのが良いです。
店長であれば普段からキッチンの作業を見ているので全体像を把握できているでしょうし、同じ職場でしたらコミュケーションも取りやすいでしょう。
また今はYoutubeでも技術をかなり学べます。
店長から料理長は全然アリです。
記事のまとめ
料理人は歳を重ねても、その分の経験を十分に活かせます。
またより高い給与の飲食店に転職することも可能です。
転職したいという時には、しっかり給与を確認して応募しましょう。
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